2014年08月28日

イップ!

昨日からずっと、ふわふわと浮かべては秘かにクスッとか・・ヤハハッとか笑ってる。
オランダの変な映画観てから。なんだか私には始まった時からタダならぬ作品の予感だったが、この先ふと思い出してはその度にしあわせな心持ちにしてくれそうな気がしている。

自分だけのとっておきの居場所、喫茶店やら飲み屋やら繁みやら、子供時代の憧れの秘密基地の気分の延長とは少し違うが、心と身体の贅沢を満喫できる場所を開拓するのを楽しんでいたハタチ前後の頃みたい、近頃出会う映画やら‘ 当たり ’が多い。これは多分・・・と開けてみると正解だ。
ハナを利かせて都会の路地裏に入り込み、店構えや看板、漂う雰囲気を吟味してから、そ〜っと旧い扉を開けておじゃまさせて頂く。・・・おお、ビンゴぉ・・・!

この頃観たもの。 デンマーク映画の『 バベットの晩餐会 』も良かったし、これは日本のドラマ(?)だが『 孤独のグルメ 』はその内容からして主人公が店を開拓して行く食事処バージョンで、私のは食への執着よりも店の空間や持て成しへの総評価だが、そんな散歩時代の自分と小気味よく重なり好ましい。あまり歩かなくなった今の私には、部屋でくつろぎ姿勢のままの気心散歩だ。

で、昨日観た映画『 イップ!』は、人知れず私の心の隠れ家になりそう。だけど感性の友には、是非行ってごらんよと伝えたい。子供の頃に読んだマンガ、萩尾望都の『 とってもしあわせモトちゃん 』と、ロシア映画の『 不思議惑星キンザザ! 』を思い出した。主要な登場人物は会話も含めて何かとズッコケて、皆んなどこか世の中の多くの人達から外れていて、しかし懸命に生きる姿がとても素敵だ。大勢の人に常識と思われているような感覚を皮肉りつつも、イヤミはなくて滑稽さに愛があって身体まで休まる。

ちょっと現実のシリアスに疲れて来たら、この心地良い素朴な映画を思い出してみよう。何度も繰り返し実際に観るつもりはない。思い出すだけで充分、とっておきの心の秘密の喫茶店。♪
posted by はるな at 13:21| 東京 ☁| 日記 | 更新情報をチェックする

2014年08月26日

はざまに生きて

戦後の高度成長 にほんの東京の片隅
暗と明 不自然に入り混じる時の中で
うつろう薄闇と語らいながら 生きてきた

幹線道路に バキュームカーとスポーツカー
僅かな空き地とビルディング 木造校舎と新校舎
泥んことデパート 行く人来る人漂う転校生

移りゆく時代の風 去年の色と違う街の溜息
せわしない日々が紡ぐ 不安と希望の心の影
そしてこの指標は 与えられた私の生の糧

うすぼんやりの闇と 屈託ない光のはざま
くるくる瞳ばかり大きくはたらかせて 黙々と
よいこを望まれた私たちは 発言を躊躇った

無いのではない 想いは秘かに小箱に仕舞われ
どこかに上手に隠してしまった そして忘れた
いびつに逃げ惑った私は それらを憶えているのだ

あの闇に潜んでいた 想い溢れる時のコトバ
捨ててしまった コタエの欠片を拾いに行こう
あの頃感じた心に 問いかけて今また感じよう

いつの時代も場所も 風も光も儚い薄闇の夢も
アナタが立ち止まり アナタだけが観た世界
遠い記憶を思い出し 受け取った意味を広げよう

錆びた鍵こじ開け 封じられた想いが歌い出せば
昨日きょう明日 ちぐはぐな歴史が手を繋ぎ始める
もう自分を責めず 深呼吸しながら進んで行ける
posted by はるな at 13:20| 東京 ☁| 日記 | 更新情報をチェックする

2014年08月24日

ゴーヤにGO

白い紙に何描こうか・・・♪ ってのが、なんだかイイな。なにやら思うところも有り覚なる上、取り敢えずいきなりインク落とす、その最初の殆ど偶然の一歩めの、引き返せない旅の責任のああどうしようのワクワクが。まさに人生、いやこの世に在るものの姿。ただ一つの奇跡のようなお話の始まり始まり。
文章も書きながら散歩するみたいのがイイ、下書き無しの生の演奏が羅裸♪楽しい。小さな責任を大きく反省課題に抱えながら、ゲームのストレスは命の水となって旅を支える。

昨日はゴーヤ・デイだった。ゴーヤを今年初めて口にしたのは今朝だったが( とても美味しかった )。
昨日の最初のお客が、俺近頃ゴーヤばかり食べてる、と語り、二人目は、おかず作り過ぎたとタッパーに沢山、きんぴらごぼうとゴーヤやら夏野菜の煮浸しを持ってやって来て、夕食に誘ってくれた人の話題が、実に嬉しげに、昨日作ったゴーヤチャンプルーめっちゃ美味かった〜!の、トリプルゴーヤ。思えば前日、ゴーヤの記事を何かで観て、今年は忘れてたなと思った矢先、という伏線があった。
今年の夏野菜は東京辺りは高く売っている店が多い、ゴーヤのリーズナブルな地場野菜に庶民は恩恵を受けている。

今日は空、曇っている、後で降ってくるのかな。阿波踊り観に行く友人たちが、後でこちらに流れてくる、それで私も彼らに合流して夕食会だ。私は人込みのイベントにまでは参加出来ないが、ヒトイキレしょって来る人たちから、賑わいの楽しさを分けて貰おう、祭りの香匂い名残る笑顔を期待しよう。
日本の夏は浴衣で夏まつり、イイ風情だね。数年前、あまり混んでいるので路に下りずに高円寺のホームで高みの見物していたら、阿波踊りのスタートとほぼ同時に滝の雨も始まって踊るあほう観るあほう皆早速ずぶぬれ、脇のビルの大きな窓では優雅にドレス着たソシアルダンスのレッスンの光景がアンバランスな奇妙なマッチング、そのシュールな場面を線画に描いたっけ。

人々は日々多くを学び、少しずつ変化してゆく。一人ひとり選び生きて培った姿だが、同じ時代を乗り越える中で影響を与え合い受け合い、共鳴し合って大きな潮流ともなる、その流れを新聞などから黙って感じ入っているカヨワイ自分がいる。なにも行動しない訳ではないが、沢山は働けず、心をうろうろと動かしている。自分にGOサインを指令するのは自覚ないままにか、機が熟したと悟ってからか、生きる日々がすでにGOイングであるのか、もどかしさの内にも。

ゴーヤのお礼の電話のついでに、さっき映画やら音楽やら表現や作品の話になった。タッパーのご馳走と一緒にお勧めの旧い邦画のDVDをどっさり置いて行ってくれたが、観るのに大分時間がかかりそうだ。二人であれこれ語っていても、埒が明かない気もしつつ、それでもそんな話題で盛り上がれることに感謝しつつ。
その彼がふいに、HARUNAも近頃の絵の描けない状況のなかでも、そのうちきっと何かこれだというものを突然作りそうな気がする、大丈夫だよ!などと労いの言葉で励ましてくれた。その言葉が凄く輝いて、ともあれ今日の自分の胸に有難く灯り続ける気がする、ゴーヤの合い言葉のように。
昨日はゴーヤ、今日は大丈夫、・・・今日の日を大きく広げよう。GO。GO・・・!
posted by はるな at 13:59| 東京 ☁| 日記 | 更新情報をチェックする