2017年11月15日

キノコ汁♪

きのう、適当に買い物を頼んだら、冷蔵庫の中には色んなキノコが一杯、ああ、キノコの美味しい季節だね、ルルン。

そんな明くる今朝、懐かしい人が寝覚めの夢に現れて、複雑な英語の原詩で私にバースデイの歌を歌ってくれて、その感動や、感慨深き様々なストーリーを床の中でマッタリと思い出していたら、日課の散歩の時刻を逸してしまったが、鳥との約束と、午後の大事な事のために、まず行きたかった場所へと。
いつも出逢う人たちと少し挨拶もして、それからひとり、心の友たちに会いに行く、木だったり鳥だったり虫だったり、風だったり音だったり花だったり、それらと同じ景色に包まれに。

いつもの鳥がやって来て、持っていたパンを分けてやっていると、白い髭を顎から垂らした仙人とすれ違う。私の後ろの叢に屈んでいるその方を振り返りながら、記憶が蘇り呼びかけてみた。仙人はやはり、10数年前に、ご自宅のお庭の見事な赤いツバキを切り分けて下さって方で ( 後でまた頂いた鉢植えの方は、今も毎春ベランダで咲いてくれる ) 、お互い少し風貌が変わり、何処かで擦れ違っても近頃は気付かなかったかもしれない。

仙人がしきりに叢を掻き分けていたのは、キノコ採りなのだった。そう、このお方は確かキノコ博士なのだった。「 そろそろ美味しくなったと思って・・、これ、持ってく?」と、茂みの木の根元から掴み取った自然の恵みを私に差し出す。いろいろ躊躇する気持ちはあったけれど、森の精霊の様な自然児の風を纏った、人生の先輩が、持って行けと仰るならば、それは頂くべきだと感じ、有難く受け取った。鳥からのパンのお礼かな。

返って早速、朝ごはんのお味噌汁に入れて頂いた。きれいなナラタケ、あたたかな土の良い匂い、コリコリトロン、初めて食べたかもしれない、シメジとナメコを一緒にしたような見た目と食感。キノコに関しては微々たる知識がよぎり、ちょっと恐る恐るだったけれど、やっぱり大丈夫、信頼関係てのは大きいことだと感じ入るのだった。

いつもの散歩の庭の土が、私の身体にスルスルメキメキ、この庭に暮らすカナヘビや羽虫たちや木や草花と同じ水を吸い上げて、此処に親しむみんなみんなともっと親しくなれた気がする。
posted by はるな at 11:03| 東京 ☁| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年11月10日

蔦のように

今しがた、個人あてのメールにも記したところですが、昨日、子供時代に友らと遊んだ、住宅街の片隅の公園のベンチで、実家の古い自分の本棚から取り出したカフカの文庫など、西風の中で暫し読み、懐かしい店を訪ね、小さな底の薄い運動靴をパタパタ走らせた、遠い日の小道を幾つも漂ってきました。

数十年前の当時のままに在る店や住宅、木々や風景が、この今の私をサラリと迎えてくれて、店の主人は少し背を屈めてゆっくり歩き、変わらぬ様な陳列棚もよく見ると、長年の疲れや埃が堆積している、木々は太くなり、新しかったマンションの壁には親し気に蔦が這い上り、新しい型の車が似合わぬ駐車場の鉄柵は深く錆び抜いて。

時の流れに抗おうったって、そうもゆかないのですが、今のこの私ばかりこそが感じられる何かが幾つもあることに、そっと満足し、尽きぬ想いを巡らせたりするのでした。素敵な時期であります。今という時を共有する総ての存在と、分かち合えることが又幾つもあることの可能性に感謝しつつ、自分なりの役割を内省しながら見詰め直すのです。

時に絡まり色付く蔦の葉のように、ピアソラの艶めかしく輝く、しかし今として初めて受け取られる新しき眩さに満ちた秋の夜です。
どうぞ皆さまも、美しき秋の日々を大切にお過ごしください。
posted by はるな at 20:13| 東京 ☀| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年11月09日

秋色朝散歩

富士山が白く観えて、気持ちのいい風沢山吹いて、路行く人たちはコート着て寒い寒いって唱えて、お日様は陽気な笑顔で、ケヤキは大判振る舞いに金の葉振らせて、高い空の青に映える赤い実たわわナンテンギリ、その辺りの緑から、ぱぁーっと黄色の雪が時々振って来て、もう綺麗できれいでキレイで・・・、カラスの黒がまた景色をキリリと引き締まらせて、ああ、私はちっとも寒くない、上着を置いて出たけれど。気の持ちよう、天気揚々、好い日を念じる。
posted by はるな at 10:22| 東京 ☀| 日記 | 更新情報をチェックする