2017年12月24日

くりすますってなぁに?

幼児期からの習慣で、勿論これは大人たちの影響にて、クリスマスと言えば、まずクリスマスケーキ、そしてケンタッキーのチェーン店が近所に出来た2年生ぐらいの頃からは、喜んでお使いに出掛け、雪のちらつく曇天の夕暮れの道端に並んでフライドチキンを買った。子供の頃のクリスマスディナーのメインは毎年これなのだった。

幼稚園に入る前から、地域の子供を集めたクリスマス会があり、母に連れられて行ったことが幾度かあった。母親に抱かれた1歳ぐらいの赤ん坊も来るから、自分の様な大きくなった者が同じ会に居るのが気恥ずかしかったが、顔見知りの同い歳も随分見えるから、まあいいや。手製の紙細工の飾りつけで華やかな会場、配られるささやかなお菓子包みを開けてポリポリやりながら、歌やお遊戯やゲーム、子供よりも大人たちが満足げにワイワイニコニコと笑顔で盛り上げ、メインイベントの、きよしこのよるだの歌いながら回してゆくプレゼントが全員に渡され、2時間ほどでお開き。

幼稚園は地域的にたまたま、プロテスタント系キリスト教会に通ったので、クリスマスは大イベント、1カ月前から礼拝堂の燭台の火が灯り、わくわく、毎週ごとに増えていって、わあいもうすぐだ、総ての蝋燭に明かりが点けば今日がクリスマス、やったー。
おなじみの讃美歌を幾つか皆で合掌し、厳かに主の祈り、先生のお話に熱がこもる、子供らは少しずつ練習した劇を大人たちに見せる、私は頭から白いシーツを被り、観客の真ん中で目を閉じ俯いて祈り続ける・・・振りをする、その周りで博士だの天使だの忙しく登場、傍らのカイバオケに私がそっと寝かせたのはキューピー人形だったっけ。シュトーレンの様なクリスマスケーキをお土産に貰い、夜はまた出掛けてゆき白い服着てキャンドルサービス。小学生時代も日曜学校が楽しくて、ずっと通い続けたから、同じムードのクリスマスを毎年楽しんだ。

子供時代の私にとってのクリスマスは、厳粛なムードと華やかさ、そして友達や大人たちの笑顔とご馳走とプレゼント。家でもケーキを食べた後で、母がたまに、クリスマスなんだから、クリスマスの歌でも歌いましょうよ、など言い出して、照れを隠して母と歌ってみたりしたこともあった。そして、目が覚めて枕元に手を伸ばせば、ガサガサとプレゼントの包みに触れる、有難いことだと感謝した。子供時代も少し大きくなれば、今度はこちらが親の枕元を気遣うようになり、サンタクロースの喜びを知る。

そして男の子とデートするようになれば、クリスマスは何故か男の腕の見せ場、いつもの優しさが3倍5倍と、豪華イベント多かったなぁ。と共に、私もやっぱりサンタクロースだから、まあ、お互いの労い合いで、まるで日頃の勤労への感謝デイみたい、あれ?

で、このニホンの巷に蔓延るクリスマスって、なんだろね。イルミネ〜ション、チキン料理、ケーキ、プレゼント、恋人たち、まあ、世間の風潮に乗じて、大して考えたり抵抗したりせずに、クリスマスだから・・・、と、ごっこする人は多いだろうな。子供が小さいから、とか、パーティーに誘われたから、彼女とやっぱり今年も二人で過ごしたいな、うん、なかなか良いではないですか。社会の風潮はいつだって容易に、風吹けばガラリと変わってしまうのだ。誰かのしあわせを祈り、誰かと楽しく過ごし、どこぞの教えの厳かなムードを味わう。何教じゃないからどうしたとか、言わずに済むことに知らず育まれる和を、今年も楽しむことにしましょう。

仕事でてんてこ舞いの人も、野営の虫たちも、霜に凍てつく葉も、立場ゆえにクリスマスを楽しめない人たちも、押し入れに忘れられたままのクリスマスツリーも、人知れず働く一本の釘にも、元気を得られぬ一切のものにも、風にも、空にも、土にも、過去にも、今にも、未来にも、このちいさな愛を籠めて、めりいめりいくりすます。おだいもくみたいだな。
posted by はるな at 12:21| 東京 ☀| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年12月20日

8時49分

今朝、母が珍しく電話を掛けてきた。朝の散歩をサボって、床の中で眠いよぅと、ぬくぬくしていたら、うっかり眠ってしまい、目覚めた頃に丁度。なんだか元気そうな声なのが嬉しい、しかも、この間インフルエンザの予防接種に行ったわよ、そっちはもう行ったの?まだなら混むから早めにいったほうが・・・、なんていう事でわざわざ電話を呉れたのだ。すこし、別の話もしたりして、3分以上話した。母の声はずっと明るい風を纏い、切り際に、寒いから気を付けなさいよ、なんて言ってくれた。

こんなことを日記に書きたくなる私を、この日記を読まれる方は何と感じられるだろう。いつまでも甘えんぼさん、マザコン、よほど今まで交流がなかったのだろうか、ふとそんな時期もあるもんよね、おかあさん元気になられてよかったね、母親想いだね、暇でいいなぁ、二人の間に太くて深い河が見えるなぁ・・・。お一人お一人の想像力は、経験から湧くものかもしれません。・・・しかし、私は兎に角、こんなことをこの日記に書いておきたい。男女間のことなど野暮だと書かぬのならば、母とのことも、そこそこ同じ粋という気もするけれど。

受話器の母の楽しそうな声が、何のせいで、と考えると影も差すから気にせずに。いつまでも余韻残る、嬉しかった今朝のひと時。8時49分、花の咲く電話のベルが鳴った時刻。
posted by はるな at 12:41| 東京 ☁| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年12月14日

やっぱり、忙しいから書く!

今朝の富士山はクッキリだった。もみじ、カサカサピンクの絨毯。初めて聞くような鳥の声?に振り返る。久々の友人に会えた、天然癖毛のカリフラワー頭が育っていた。いつも感心していると、キレイに飾ってある花のことを、今朝は生けた方に伝えられた。笑顔のお姉さまの藤桜色に怪しげに光るマニキュア。教えられてすぐそこにゴイサギ、シャッター切ったら飛んで行ってしまった、ゴイサギ、イソガセテ、ゴメンナサイ。ベルとミニョンは迎えに来た!一緒に走った、こっちこっちって。いつもの挨拶、5日ぶりかな、なんと美しい子ら。木に、絆創膏取れたね・・・、と声を掛ける。朝日の中であちこち金色だ。あの子と初めて目が合った、いえ、2度目かな。1,2年生ぐらいの子、ヨタヨタしてる、お人形みたい。散歩の頂き物のお陰ですっかりニコニコ顔の私に、あの子もちょっとニコってした気がした。あ、帽子のワッペンがピラッて、てっぺんで踊ってる。今度はオハヨって言ってみようか。体操してたら、風の前置きの音がした後、私に向かってカラカラカラ・・・と沢山の葉っぱが眼の前の梢からやってきて、ひと葉ひと葉大きく迫りくる光景がエスエフ映画だった。日中、日が当たるのか、こんな時期にクチナシの花が二つ香る。お庭は何処もクリスマスアレンジ。寒さの中の黄バラ、いつも声を掛ける、スイートピンクのバラと麓のクリスマスローズが呼び合っている。忙しいからこそ、散歩する。野菜たっぷりジュースを頂いて、さあ今日も始めよう!
posted by はるな at 08:50| 東京 ☀| 日記 | 更新情報をチェックする